Recruiting Design

Interviews

仕事をとるか、
家族をとるか。
僕が選んだのは、
『どちらもとる』でした。

静岡営業部
アカウントプロフェッショナルマネージャー

久保田 憲二2013年入社

仕事か、家族か。
入社後すぐ迫られた、
究極の選択。

 前職は食品の配送。子供ができたのを機に、「長く働ける環境で働きたい」、「自分の取り組みが成果に繋がる仕事がしたい」と、営業職として中途入社しました。生まれて間もない娘と妻。守るべき家族のことを思うと仕事にも一層「熱」が入っていたと思います。実際、新たなお客様も出来て、業績も上がりました。何もかもが順風満帆だったRDでの3ヶ月。
 一方で、妻が時折、疲れた表情を見せるように。思えば、初めての子育ては、2人にとって悪戦苦闘の連続。育児を任せきりにする妻を思うと、「早く帰れる職場へ転職したほうが良いのでは…」と、そんな考えも芽生えてきました。
 「少しでも早く家に帰れるように」。家族を思い、自分なりに工夫して仕事を進めるものの、営業はお客様ありきの仕事。外回りから戻ると、原稿作成や翌日の商談準備など、どうしても時間がかかります。早く帰る努力もむなしく、妻の負担を減らせる環境には出来なかったんです。「育児に協力したい」という思いとは裏腹に、妻が疲れた表情を見せる機会はどんどん増えていきました。「これ以上、妻だけに負担をかける訳にはいかない…」。夫、父親として決心するまでに時間はかかりませんでした。

「どちらか」ではなく、
「どちらも」選択できる道を
照らしてくれた。

 「営業アシスタントに配置換えをお願いできないでしょうか?」「無理を言っているのは承知です。それが難しければ、退職させていただきたいのですが」。当時の上司であった佐藤部長に切り出しました。すると開口一番、佐藤部長からこんな言葉が返ってきました。「何が無理って、久保田を辞めさせるのが無理だ」。めちゃくちゃ嬉しかったです。僕の要望は、自分勝手な都合。そんな思いがあっただけに、この返事には驚きました。そして、この会社に転職して良かったと改めて感じました。こうして僕は、家事や育児と両立できるアルバイトの営業アシスタントとして、時短で働くことになりました。
 時短勤務にはなったものの、当時の僕はキャリアが浅く、営業の仕方や時間の使い方など、悩むことだらけ。そんな自分に力を貸してくれたのも上司でした。新たな働き方や仕事の進め方の相談はもちろん、他メンバーへの働きかけなど協力してくれました。
 家では、保育園に娘を迎えにいく、一緒に食卓を囲む、娘をお風呂に入れる、など家族との時間を格段に増やすことができました。同時に、これだけの激務を妻が1人でやってくれていたことを知り、改めて妻に感謝をするとともに、協力してくれる会社に営業成果でお返ししたいという思いが今まで以上に強くなりました。

専門学校を卒業後、住宅メーカー、プリント基板関連メーカー、食品卸会社を経て、2014年にリクルーティング・デザインへ。2児のパパとして、休日は家事と育児に奔走中。掃除や離乳食作り、洗濯などの家事は土曜の午前中に済ませ、午後からは子供とショッピングセンターや浜松のこども館へ。日曜はまるっと1日使い、家族と一緒に遊園地や水族館へちょっと遠出。パパ業においても、スケジューリングはバッチリです。

仕事とパパ業の両立で得られた
もう1つのこと。

 時短勤務のおかげもあり、娘はスクスクと成長。私も妻も育児に少しずつ慣れたのか、笑顔と笑い声に溢れる生活を過ごさせてもらいました。妻が職場復帰したのを機に、私の時短勤務は終了し、正社員として営業職へと復帰させてもらいました。
 復帰後は、今まで以上に成果も残せるように。理由はカンタン。時短勤務という限られた時間でいかに仕事を進めるか、それを必死に考えながら働いてきたからです。この経験が、タイムマネジメントが重要な営業職において自身の強みになりました。
 嬉しいことに今では、時短勤務の経験で培った時間の使い方を会社から評価され、自身の取り組みが浜松営業所に限らず、全社的に展開されてもいます。今まで、接点があまり無かった他拠点のメンバーからも相談がきます。さらに、2018年の4月からはマネージャーに抜擢され、メンバーの育成にも携わっています。ここまでの道のりは決して楽ではなかったけれど、振り返ればありがたい経験だったと思います。
 「妻の出産、子育てを機に、RDへ転職したことは何一つ間違っていなかった」。そう感じながら業務に取り組む日々のなか、2017年の11月には新たな家族も増えました。今日も最愛の子供と妻が待つ我が家で、家族4人の時間を大切に過ごしています。